E3 2010参加者のあいだで今年最も話題になっていた作品の一つが,2K Games(Take-Two Interactive Software)が開発を発表したばかりの「XCOM」(/)だ。一人称視点のアクションとして,2010年4月頃から開発中という噂が聞こえ始めてきた本作だが,今回,2K Gamesブースでライブデモが行われ,2011年中のリリースを予定しているという情報も得られたので,現在の状況をお伝えしたい。 XCOMと聞いて,Microproseから1994年にリリースされた「X-COM UFO Defense」を思い出せる読者は,どれくらいいるのだろうか。ちょっと想像が付かないのだが,同作は,米国や日本などの有力国家が結成した,エイリアンからの侵略を防ぐための超政府組織「X-COM」(eXtraterrestrial COMbat Unit)の隊員達が,エイリアンの活動を調査したり,戦ったり,rmt,エイリアンの技術を調査して自分達のものにしてしまったりする,ターン制ストラテジーだった。 その後X-COMシリーズは,海底がテーマになったり,DQ10 RMT,宇宙空間を舞台にしたりしたが,2001年にInfogrames(現Atari)からリリースされたTPS「X-COM Enforcer」をもって止まり,歴史のなかに消えかけていた。そんな流れにあって,「BioShock 2」の2K Marinが新作を開発中という情報がもたらされたことで,古参ゲーマーのノスタルジアを刺激し,会場で熱狂的に受け止められている,という流れである。 そんな経緯で登場してきた2K GamesのXCOMは,オリジナル作品のようなターン制ストラテジーから,冒頭でも述べたとおり,一人称視点のアクションに生まれ変わっている。 舞台となるのは1950年代の米国で,戦後の好況から希望に満ち溢れていた,「古き良きアメリカ」とも呼ばれる時代。その裏で人類は,秘密裏にエイリアンの侵攻を防ぐべく戦っていたというのが,XCOMのバックグラウンドだ。 プレイヤーが操作する主人公は,FBIで超自然現象を扱う特殊チームのリーダーであり,実際に現場に出かけてエイリアンの出現に関する調査も行うWilliam Carter(ウィリアム?カーター)。彼の所属する組織がXCOMなのかどうかは,現時点では明らかになっていない。 Take-Two Interactive SoftwareのDrew
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