2013年1月24日木曜日

ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第32回「Bethesda Softworksは『Fallout 3』だけじゃない!(5

。  ちなみに米Bethesda Softworksは,2006年に「Star Trek Encounters」(PlayStation 2),「Star Trek Tactical Assault」(ニンテンドーDS),「Star Trek Tactical Assault」(PSP),「Star Trek Legacy」(PC),Star Trek Legacy(Xbox 360)を,2007年にはStar Trek Conquest(PlayStation 2),「Star Trek Conquest」(Wii)と,合計七つのStar Trekゲームをリリースしている。どれも完成度は高く,トレッキーにとっては嬉しく楽しい作品だ。  それだけに,2タイトルのみとはいえ日本語にローカライズされたStar Trekゲームがリリースされることを聞いたときには,心底喜んだものである。が,結果は発売中止。リリースではその理由が,「諸般の事情」とされていたのだが,実際のところ何が起きていたのだろうか。  以下に高橋氏の言葉を,なるべくそのままの形で再現しておこう。 「申し訳ありません! 本当のことを言うと,すでに日本語ローカライズも開発作業も完了しているんです。僕ら社内スタッフは,実際に遊んだほどです,ugg。ただ,言い訳になってしまうんですが,2008年末に『Fallout 3』をリリースしなければならなかったので,リソースをFallout 3に集中させていたんですよ。Fallout 3が一段落するであろう,2009年春ぐらいにスター?トレックを発売できればいいな……と思っていました。5月には全米で新作映画が公開されるので,そのタイミングに合わせようという考えもあったんです。ところが2008年12月に入ってから,『BethesdaとParamount Picturesのライセンス契約が,2008年12月末に切れる』という連絡が本社から入ったんですね。正直,愕然としました。シネマゲームって,日本ではそれほど数の出るジャンルではありません。頑張って5000本,多くて1万本程度の市場です。これだと,契約を更新するために弁護士を動かすだけで,赤字が出てしまうんです,ugg 偽物。そこで泣く泣く諦めることになりました」  ……。  Activisionの「」が発売中止()となったときよりも,トレッキーである分だけ,本当に残念な話だ。しかしまあ,こういった経営判断が下ってしまったのであれば,仕方のないところだろう
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