。i7-3770T+GTX 550 Tiと比べると64?90Wも低く,そのインパクトは大きい。 次に,CPUとGPUの温度もチェックしてみたい。 システムに100%の負荷をかけ続けるストレスツール「OCCT」(Version 4.2.1)と3DMark 11を同時実行し,3DMark 11が完走するまでの間に最も高い消費電力値が記録された時点を「高負荷時」として,アイドル時ともども,CPUとGPUの温度をまとめたものがグラフ16,17となる。テスト時の室温は24℃。計測には「HWMonitor Pro」(Version 1.13)を用いている。 ただ,テストしておいて言うのもなんだが,ノートPCとデスクトップPCとでまったく条件が異なるため,横並びの温度比較そのものにはまったく意味がない,rmt。なのでここでは,M17x R4に極度の高負荷がかかったとき,つまり最悪のケースを想定したスコアだと理解してほしい。 その視点でスコアを確認してみると,バラックのデスクトップPCとほぼ同程度のスコアに収めてきているあたり,M17x R4が搭載するクーラーの冷却能力はかなり高いと述べていいように思われる。 最後となるが,グラフ18にまとめたのは,Futuremark製バッテリーベンチマークソフト「PowerMark」(Version 1.1.1)をM17x R4で実行したときの結果だ。テスト時の電源プランは「バランス」としている。 PowerMarkはバッテリーの残量が100%から5%に減るまでの時間を計測するもので,ワークロードは「Productivity」「Entertainment」「Balanced」の3つ。各ワークロードの違いはグラフのキャプションとしてまとめたが,3Dゲームを想定したEntertainmentワークロードで136分も持ったのはなかなか目を引くところだ。自宅の中でちょっと移動させたりする程度ならバッテリー駆動時間の心配はまったくもって不要というわけである。 ※3つあるワークロードの詳細は以下のとおり ?Productivity:ワープロソフトによる文書編集とWebブラウジングを交互に実行 ?Entertainment:3Dアプリケーションの実行とビデオ再生とを交互に実行 ?Balanced:ProductivityとEntertainmentを交互に実行 何もあきらめなかったゲーマー向けノートPCすべてを1台でまかないたい人に好適
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